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2019年04月22日

お名刺という言い方は正しい?名刺に関する正しい言い方3例

ビジネスマンの挨拶として欠かせない名刺交換には、様々なルールがあります。名刺交換をする際の言葉遣いなど、ビジネスマナーを問われる所作はしっかりと身に付けておきたいものです。今回は、「お名刺」の「お」の正しい使い方について詳しく解説していきます。

お名刺という言い方は正しい?名刺に関する正しい言い方3例

お名刺という言い方は正しいの?

お名刺という言い方は正しい?名刺に関する正しい言い方3例
クライアントと名刺を交換する際、名刺に「お」を付けて「お名刺」と呼ぶことが多いのではないしょうか。「お名刺」という言葉は、ビジネスシーンでも正しい敬語として用いられています。

日頃、当たり前のように使用しているので、「お名刺」の正しい使い方を知らない方もいるでしょう。なぜ、名刺の頭に「お」が付くのか、「お」とは一体何なのかについて、詳しく解説していきます。

「お」は尊敬語

「お」は、名詞の前に接続する文法用語で、接頭辞もしくは接頭語と呼ばれます。「お名刺」の「お」は、敬語であり尊敬語に属します。また、敬語の他にも「お酒」や「お母さん」といった美化語として、日常会話で用いられることも多いです。

それでは、「お名刺」の「お」はなぜ尊敬語に属するのか、丁寧語と謙譲語での正しい使い方について学んでいきましょう。

敬語について

お名刺という言い方は正しい?名刺に関する正しい言い方3例
敬語には、丁寧語と尊敬語と謙譲語の3種類に分けられます。それぞれの使い方には決まりがあり、話の内容によってどの敬語を用いて伝えるのかを考えなくてはなりません。つまり、敬語の種類によって「お名刺」と「名刺」を使い分ける必要があります。

敬語の習得は、社会人になってまず初めに身に付けるべき、ビジネスマナーです。あなたは敬語の正しい使い分けができていますか。敬語の種類や使い方を説明していきます。

1:丁寧語

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丁寧語とは、話している相手へ尊敬する気持ちを表した丁寧な言葉遣いのことです。「です」「ます」といった助動詞や「ございます」という動詞があります。

丁寧語は、相手を問いませんので目上の人だけでなく、対等な立場の人にも使えます。同級生だけれども、あまり親しくない間柄であれば、丁寧語を使って話しても良いでしょう。

「名刺交換をお願いしてよろしいですか?」

「名刺交換をお願いしてもよろしいですか」は、挨拶として名刺交換は当たり前となっているため、使わない方が良いセリフです。名刺交換の順番は決まっており、ビジネスマナーとして知っているのが常識といえるでしょう。

順番としては、目下の者から目上の者に先に渡すのがルールです。目下の者は訪問者側、目上の者は来訪者側になります。そして、目下の役職が上の者から順番に、目上の役職が上の者へ渡していくのが正しい流れとなります。

「お名刺をお預かりしてよろしいですか?」

「お名刺をお預かりしてよろしいですか」というセリフは、訪問先の受付で名刺をもらう場合に使用します。担当者から名刺を直接もらうわけではないので、「お預かりする」という言葉が正しいです。

担当者と対面し、名刺をもらいたい場合には「お名刺を頂戴できますか」と使い分けるようにしましょう。また、どちらも相手の名刺に対してのセリフなので「お」を付けて「お名刺」という呼び方になります。

2:尊敬語

お名刺という言い方は正しい?名刺に関する正しい言い方3例
尊敬語とは、相手の動作を高めることで敬意を表す敬語です。ビジネスシーンでは、主語が上司やクライアントなど、目上の者になる場合に用いられます。自分以外の人物が行なっている動作に対して使われる敬語です。

「ご覧になる」「いらっしゃる」「召し上がる」「なさる」など、主語になる人物へ敬意が込められた表現となっています。「お名刺」も相手の持ち物に対して、敬意を払った使い方となるため、尊敬語に属します。

「お名刺をいただけますか?」

「お名刺をいただけますか」は、相手の連絡先や情報を知りたい場合に役に立つセリフです。「いただけますか」は、自分が相手に「〜してもらいたい」という、やんわりと依頼するときに使う謙譲語になります。

尊敬語として使うには、「お名刺をくださいませんか」が正解です。「くださる」は、「与える」の尊敬語になるためです。「いただく」は尊敬語と混同しやすい敬語なので、注意して使い分けましょう。

3:謙譲語

お名刺という言い方は正しい?名刺に関する正しい言い方3例
謙譲語とは、自分を主語とし、へり下って表現することで、相手に敬意を表した敬語です。相手側に対して、自分側の行動が行われている場合、「申し上げる」「伺う」「させていただく」といった表現があります。

また、自分側が行なっている行動を相手側に丁重に伝える場合は、「申す」「参る」「いたす」といった表現です。これを丁重語と呼びます。クライアント側へ上司のことを話す際には、身内扱いなので謙譲語を使いましょう。

「私の名刺をお渡しします。」

「私の名刺をお渡しします」は、謙譲語の「お渡し」と丁寧語の「ます」が組み合わさった表現です。「連絡先が知りたい」という相手からの要望や、名刺を渡しておきたい相手へ使います。「お渡しいたします」ですと、より丁寧な表現になります。

「差し上げる」も謙譲語なので、「名刺を差し上げます」でも良いでしょう。また、名刺が自分のものである場合は、「お」は付けずに使います。

過剰な敬語は使わない

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私たちは、知らず知らずのうちに間違った敬語を使っていることがあります。丁寧に話そうとしすぎて、過剰な敬語を使ってもいけません。クライアントからすれば、正しい言葉遣いができないビジネスマンは、信用していいものか不安になります。

正しいと思い使っていても、実は間違っていたと知り恥ずかしい思いをした経験がある可能性もあります。間違えることが多い二重敬語について、詳しく解説していきます。

二重敬語について

1つの言葉に、2つ以上の敬語を重ねることを二重敬語といいます。「うかがわせていただきます」は、正しくは「うかがいます」ですし、「お越しになられる」は「お越しになる」が正解です。

本来は、天皇・皇族へ最上級の敬意を表す言葉として使われていました。しかし、一般的には二重敬語を使うと回りくどく、過剰な表現に聞こえてしまうので、注意しましょう。

「お名刺を頂戴致します。」

「お名刺を頂戴致します」は、「頂戴」と「致します」の謙譲語が重なるため、二重敬語となります。名刺交換をする際に、よく使われているセリフですが「お名刺を頂戴します」が適切な表現です。

また、「致します」は、漢字表記とひらがな表記でも意味が異なります。「いたします」は「する」の謙譲語となり、漢字表記では、「届かせる」「至らせる」という違った意味を持つ言葉になるためです。

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「お」と「御」の使い方

お名刺という言い方は正しい?名刺に関する正しい言い方3例
接頭辞には、「お」と同じような「御(ご)」があります。ひらがなの「お」は和語、漢字の「御」は漢語に付属して、使い分けられています。和語は漢字を訓読みする言葉、漢語は音読みする言葉です。

訓読みと音読みが組み合わさった言葉でも、1文字目が訓読みならば和語、音読みならば漢語と、区別できます。

それでは、漢語である「お名刺」の「お」は、なぜ、ひらがななのでしょうか。詳しく解説していきます。

1:「お」を付ける言葉

「お」は、訓読みである和語の接頭辞として使われています。例えば、お話、お知らせ、お住まいなどです。しかし、漢語でありながら「お」が付く例外の言葉も多くあります。お化粧やお野菜、お返事などがあり、お名刺も例外に含まれる言葉です。

2:「御」を付ける言葉

「御」は、音読みである漢語の接頭辞として使われています。例えば、ご説明、ご依頼、ご連絡などです。和語にも例外で、「御」が付く言葉があります。「ごゆっくり」「ご親切」といった日常的に使われているものが挙げられます。

ビジネス敬語をスマートに使いこなそう

お名刺という言い方は正しい?名刺に関する正しい言い方3例
今回は、名刺交換の際の言葉遣いについて説明してきました。「お名刺」の「お」や敬語の使い分けは、ビジネスマンのマナーとして身につけておきましょう。

その中でも名刺交換は、クライアントへの第1印象を決める大事な挨拶です。クライアントに好感を持ってもらい円滑に仕事を進めるためにも、正しい敬語を学び使っていきましょう。

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